「私を成長させてくれたもの」

 第3回リレーブログは4年の松尾修造が担当させていただきます。

 まずは、前回担当の佐藤についての話から。私は彼のことをラグビー部で最も優秀な男だと思っています。主務として大変な業務に加え、ラグビー、学業、就活、私生活、ボケ等々あらゆる場面で高いスペックを発揮する彼のことを私は心の底から尊敬しています。きっと、他の部員も同じように感じている方は多いのではないでしょうか。チームのために私には想像もつかない仕事量に取り組み、頑張ってくれている佐藤にこの場を借りて日頃の感謝を表明させてもらいます。いつも本当にありがとう。

 さて、「名は体を表す」という言葉があります。名前と体は結びついており、人やモノの本質が名前に現れるという意味の慣用句です。私の名前は松尾修造です。松岡修造に似ており、覚えてもらいやすいこの名前を大変気に入っています。この名前について両親は、松岡修造さんのことを意識して名付けたと言っておりました。しかし、さすがに私の個性と松岡修造さんの非常に強烈な個性と比べると、修造という私の名前に関して名は体を表すという言葉は当てはまっているとは思えない。では、名前でなければ、私の本質を形作ってきたものはいったい何なのか。そう問われれば、私はラグビーだと答えるでしょう。
 私がラグビーを始めてからかれこれ13年ほどがたちます。私がラグビーを始めたきっかけは両親の勧めでした。小学生の頃、精神的に弱かった自分を心配した両親がスポーツを通して成長してほしいという想いから勧められたラグビーは、私の人格形成に大きく影響を与えてきました。例えば、小中高時代に所属していたラグビースクールや部活動の恩師やチームメイトとの出会いが、物事への考え方や努力の仕方、礼儀といった今の自分の人間としての根っこの部分を作り上げてきました。このように、ラグビーを通じて出会った多くの人たちから受けた刺激が間違いなく今の自分の本質を形作ってきていると思います。
 
 もちろん、大学ラグビーでも本当に良い人たちに出会えてきました。一人一人が自分の考えを持って真摯に行動している姿を見て、自分の未熟さを痛感させられるとともに刺激を受けさせてもらっています。特にデータ班の後輩たちには班での行動に関して積極的に改善案を出してくれて本当に助けられています。意見を出すという行為は言葉にすると簡単ですが、非常に労力や勇気が必要な行為だと考えています。それでも、チームのために必要な事であればと積極的に意見を出してくれる4人のメンバーには本当に感謝しかありません。そういった姿勢を自分も見習って精進していきたいと思っています。最後になりますが、自分には無い魅力を持っている同期や先輩、後輩たちに出会えただけでも私はこのラグビー部に入ってよかったと心から感じていることを伝えさせていただきます。

次回は今ラグビー部において最も忙しい男、西田にお願いしたいと思います。

4年 PR 松尾修造