4年生最後は、黄からバトンをもらいました、荒川が担当いたします。4年生のリレーブログは真面目すぎて面白くないという声が下級生から上がっていると聞きますが、4年生は実は真面目に書くように言われていたりするので、今回までは少し面白みに欠けるブログにお付き合いいただけたらと思います。
まずは前回担当の黄明彦の話から。明彦とは同じ高校で先輩後輩という関係でしたが、私が浪人したため大学では同期となりました。かつての先輩と同期になり、とてつもなくやりづらかったと思いますが、次第に心を開いてくれて、今では共通の趣味?や話題に溢れており、バイト先も同じで、しょうもない話を延々としあえる仲になりました。院試が終わり、また時間を気にせず遊べる日を心待ちにしています。そしてFWリーダーとしても頼りにしています。
ここからは先日の東大戦について。
九大ラグビー部に入って以来定期戦は5戦全敗という結果で、今年の定期戦に対する想いは、チームとして強いものがありましたが、その5試合、SOとして出場し負け続けてきた身として「今年こそは」という想いはチームの中でも強く持っていたと思います。また日々の練習は自分が主導させてもらうことが多かったため、春シーズンやってきたことが間違っていなかったということを証明するという意味でも、絶対に勝ちたい試合でした。SHをやりたいと思い入部したはずがいつの間にかSOになっており今に至るのですが、SOというポジションはその特性上、良くも悪くも自身のパフォーマンスがチームに大きく影響を与えるポジションであると痛感しています。しかしこうした思いはプレッシャーになるのではなくて、むしろやるべきことが明確になりました。特に今シーズンはFW、BKともに心強いメンバーばかりで、自分が何とかしなくてはいけないと思うようなことはなく、SOとしてやるべきことだけに集中できました。東大戦も終始ゲームプラン通りに試合を運ぶことができ、勝利に貢献できたのではないかと思います。
東大戦勝利を達成しましたが、残りのシーズンへの想いはまだ残っています。
チームとしてはあと2つ、大きな目標があり、どちらも簡単なものではありません。漫画『スラムダンク』で安西先生が言うように、断固たる決意が必要なのではないでしょうか。
個人的な想いとしては、人間的に成長しなくてはいけないと思っています。今年でラグビー16年目、学生でいられるのもわずかになってしまいました。小さい頃からラグビーをやってきたおかげで成長できたと自分自身で思えるよう、残りのシーズンをやり抜きたいと思います。ラグビーをやるのも残り4か月程しかありませんが、同じ10番の桜木花道(スポーツは違いますが)が4か月で急成長したのを見習い、あきらめず、最後まで希望を捨てずにやっていきたいと思います。
次回からは3年生が担当です。次回は法学部の後輩でもある野間祥太に渡したいと思います。
4年 SO 荒川正太郎