同期の奈央ちゃんからご指名受けました。3年山田顕次郎です。
これは僕が人付き合いをしていく中でこだわっているルールなのですが、女性を呼ぶ時は「苗字+さん」で徹底しています。ですが、皇族の方々とマネさん方だけは下の名前由来の呼び方をしています。中でも「下の名前+ちゃん」で呼ぶのはこの世で3人しかいません。1人は一学年下のマネージャーのちかちゃんこと白石さん、もう1人が1年マネのなっちゃん(池田さん)、そして最後が奈央ちゃんこと黒田さんとなっております。
「じゃあお前歌手のaikoはなんて呼ぶんだ?」などと例外に関してごちゃごちゃ言ってくるのは禁止でお願いします。
前回ブログの最後、奈央ちゃんから遠回しにカッコいいと褒めてもらえました。こんな時、モテる男なら「いや、ないない。」や「えー、ありがとー。」と軽く受け流すのでしょうが、僕は別にモテたいわけではないので喜びに浸りまくろうと思います。
お返しに僕からも奈央ちゃんへの褒め言葉を一つ。彼女はガチでダンスが上手いです。一度、奈央ちゃんのダンス(Youtubeに上がってる動画)を完コピしようとしたことがあるのですが無理でした。そんな元ダンス部でラグビー部のない高校出身の奈央ちゃんがマネージャーとしてラグビーに関わってくれていること、本当に嬉しく思います。これからもよろしくお願いします。
前置きがかなり長くなってしまいましたが、本題に入ろうと思います。前回のブログでは奈央ちゃんが「食」について書いてくれました。ですので僕は全ての食の行くつく姿、すなわち「うんこ」について書こうかと思いました。ですが、流石に気持ち悪すぎるのでやめます。というか既に書き始めていたのですが自分でも読んでいられなくなったのでお蔵入りとさせていただきます。
今度こそ本題に入ろうと思います。僕自身、同期の中では1番の新参者です。ラグビー部員ではなかった時期とラグビー部員である時期の2つを経験した僕だからこそ語ることのできる九大ラグビー部に入って得たものは3つあるのです。今回はそのうちの1個だけ紹介します。
ちなみに「最高の仲間!!」や「勝利への執念🔥」や「努力を続ける大切さ!」などのこの世のどこかで誰かが既に書いているであろうことを書くつもりはないので是非このまま読み続けていただけると嬉しいです。
栄えある1つ目は、「部活に行く前に友達にお別れの挨拶をする習慣」です。
僕は高校からラグビーを始めました。しかし、楽しかったのは最初の新歓の時期だけで、それ以降はただただ辛かったです。中でも辛かった瞬間は、帰りのホームルームが終わった時間帯です。周りの同級生は談笑していたり、ウイイレやマリカーなどのゲームをしていたり、近くの店にお菓子を買いに行こうとしていたり、ルンルン気分で帰り支度をしていたり、とにかくハッピーなオーラで包まれていました。そんな中、僕はラグビーをしに行くのです。練習が終わって、片付けやシャワーなどを済ませて再び教室へ戻っても、時刻は19時半を過ぎており、ほとんどの同級生は帰宅していて、そこには先程までのハッピーオーラが嘘のように、静寂の空間が広がっているだけです。ある時、意味がわからなくなりました。放課後教室に残っていれば楽しい時間を過ごすことができるのに、なぜグラウンドに出てしんどい思いをしなければならないのだろうと。心も体も疲弊しきってしまった僕は、何もかも無気力になっていきました。家に帰り、シャワーを浴びるのすらめんどくさくなり、ご飯を食べることすらもめんどくさくなってしまい、絹豆腐すらうまく飲み込めなくなりました。終いには部活を辞めることすらめんどくさくなってしまい、僕に残ったのは、ただ何も考えずルーティンのような日々をこなす身体だけでした。朝重い身体を持ち上げて起床し、チャリを漕いで始業ギリギリに登校し、脳死で授業を受け、重い身体を無理やり動かして練習をやり抜き、その後静寂の教室に戻って何かしらのテストに向けて勉強し、帰宅、風呂、飯、就寝。こんな感じの日々でした。
そんな中でも、放課後のハッピーオーラを感じる感覚は残っていました。しかしそれに抗うように部活に行かなければという感情も染み付いていました。ですので僕は帰りのホームルームが終わった瞬間に、予めまとめておいた部活の用具を持ち、誰と話すこともなく人知れず教室を出て、グラウンドに着くまでの途中でも廊下や他教室からハッピーオーラを感じないよう、イヤホンで音楽を大音量で流しながら俯き気味の姿勢でグラウンドまでを早歩きで向かっていました。
高3になるとコロナで部活動が停滞しました。そんな時、バックスの仲間が公園で動くぞと誘ってくれました。僕の心身は回復していきました。今でも一緒に公園で遊んでくれた部員には感謝しかありません。またいつの日か、競馬場ラグビーボールサッカーをみんなでやりたいです。
それでも、僕がラグビーにやりがいを見出し、部活動が本格的に再開されてすぐの頃には同級生の多くが部活を引退していました。周りは受験モードという新たなオーラが放課後の教室には立ち込めていました。そして大会が近づくにつれ、部活の雰囲気も張り詰めていきました。そのため、人知れず教室を出てグラウンドに向かうという習慣だけは拭い去ることができませんでした。
そんな僕も大学に入り、暇を持て余した後、
【AT仮免実技試験に落ちる→省略→ラグビー部入部決意】
といった流れで入部しました。
ここでのラグビーは大変ではあっても、決して苦痛ではないです。そして、居心地も悪くないです。だからこそ、学科の友達と授業後しゃべっていても、実験レポートを一緒に作成していても、部活の開始時間が近づけば、特に引け目を感じることなく
「じゃあ行ってくるねー。」などの言葉を残してグラウンドへ向かうことができています。自分でも不思議な感覚です。
長くなりましたが以上です。肩を手術したばかりで、できることが少なく、時間だけはあるのです。それにしても、書きたいことを書こうとすると上手くまとまらないものですね。音楽を聴きながら書いていたのですが、途中楽しい音楽から一転して切ない系の音楽が流れてきました。そのせいか少し高低差のあるブログになった気もしますけど書き直すのも面倒なのでこのまま出します。
3年最後のバトンは同期の得丸直人くんに回します。
彼の家はいつ訪ねても綺麗で整理整頓されています。去年のクリスマスはそこに3年恋人いない連合が集ってパーティーをしました。今年のクリパは場所もメンツも変わりそうです。
3年 FL 山田顕次郎