今週のブログは山田顕次郎が担当です。
ここで僕に回した宗源くんが送って来た依頼のLINEメッセージを見てみましょう。
「けんじろうさん!次回のリレーブログよろしくお願いします!忙しい時期にすみません!今日自分のが上がると思います!」
別に自分は忙しくないし、仮に忙しかったとしても時間は創造するものをモットーに生きているので全然大丈夫なのですが、このような気遣いができることこそが宗源くんの良いところだと思っています。幸あれ。
何かをするための時間を生み出すことはできても、何かを行うためのエネルギーは自分から生み出すことができません。自分にとってそのエネルギーは自然と湧き上がってくるものなんです。湧き上がってこないこともザラにあります。その時はもうどうしようもありません。
自分は去年の秋頃から肩の手術を行い、先月プレー復帰をしました。
半年間プレーを休むことで、思いきりプレーができるんなら別に構わないと思っていましたが、いざ復帰してみるとなんか痛い。
じれったい思いを我慢してきた身としては正直参ったなという感じでした。
こんな感じで心に負の感情が生まれた時は、アイドルの動画を見て浄化を行うのが自分の習慣です。
理由は脳死状態で楽しめるからです。ただ1つ、かわいいという感情だけになれます。
これはあくまで自論ですがMVなどのコメント欄に書かれてある「◯◯ちゃんの可愛さはショートケーキのように噛み砕いて分解を進めて解釈するものではなくブドウ糖のように脳に直接訴えてくる可愛さだ」であったり、「◯◯ちゃんのパフォーマンスにはおっとりとした雰囲気の中に沸々と湧き上がる情熱が感じられてうんちゃらかんちゃらくぁwせdrftgyふじこlp」などよくわからん素人が理論的に綴っているコメントを見ると興醒めします。
自分はシンプルにただただ楽しみたいタイプなのです。
ですが最近いつものようにKpopを見あさっていた頃、ILLITというグループがオススメに出てきました。普段なら何やこのグループ知らんがなとスルーするのですが、そういえば飲みの席で正太郎さんが話題に上げていたなと思い、再生してみました。どうやら「Magnetic」という曲名らしいです。それを見た時、大きな衝撃を受けました。
「あーキレとメリハリがあってついつい見惚れてしまうタイプのダンスだけど、もし自分が音楽番組でこの曲を何度も披露することになるとしたらしんどいな〜。肩が悲鳴をあげてしまいますわ。羨ましいな〜。まして彼女らは全員年下か〜。自分が彼女らくらいの年齢の時何してたっけな〜。少なくとも肩は健全だったよな〜。そういえばITZYってグループはダンスが激しくて身体壊しかけてるんだっけ。」などと考えながら何度もMVなどを鑑賞しました。
ある時気づいたんです。
「あれ?俺めっちゃ理論的になってね??」と。
あれだけ毛嫌いしていたものに自分自身がなってしまったと考えたらたまらない気持ちになりました。
そこで僕の中で何かが変わりました。世界仰天ニュースで言うと「ダイエットの神が降りてきた〜」的な感じのあれが僕にも降りかかりました。
もう少し頑張ってみよう。
この感情が僕の中に生まれてきました。これこそが自分にとっての自然と湧き上がってくるエネルギーです。
ただ、この問題解決のために自分ができることは基本的に脳汁がドバドバ出るようなダイナミックなトレーニングではなく、大地に根を張りめぐらすような外見の変化が分かりずらいトレーニングのみです。
しかし今回はチームの勝利のためや試合で貢献するためなどはもちろんですが、それ以前に、もう一度エンタメをエンタメとして単純に楽しめるようになりたいという、自分による自分のためのモチベーションなのです。
だからこそ、もう少し頑張れると思うのです。
以上!!
次回のブログは高森勇吾に回します。彼は高校時代恋愛禁止だったようです。自分も長い間セルフで恋愛を禁じてきたので何だか親近感の湧いてくる後輩です。
4年 FL 山田 顕次郎(やまだ けんじろう)