入院生活

入院仲間のひこさんからバトンを受け取りました小川です。ひこさんはシーズン途中からラインアウト一次目のアタックを共に担った戦友です。お互いタックルされたくないからとボールを押し付けあいながらも結構前に出たり、ラインブレイクしたりといいアタックをできていたと自負しています。もうできないのは寂しいです。ひこさんはフィジカルが凄くて体もかっこよく僕が目指すべき体格だと勝手に憧れてます。退院したら飲みに行きましょう!

さて、ひこさんからの宿題であるおすすめの映画紹介ですが僕は「BLUE GIANT」をおすすめします。この作品はジャズが題材のアニメ映画です。僕は御涙頂戴系の映画は大嫌いでそういった映画で全く泣けず、映画で涙流すことは不可能だと思っていました。感動はできるのですが涙を流すまではいかず、友人に泣ける作品として紹介してもらった映画を見て「泣けなかった」と報告したら「人の心がない」とまで言われました。しかしこの映画には本当に感情を揺さぶられ、心から感動し、人生で初めて映画で涙を流しました。映画とは思えないぐらい臨場感と音楽が凄かったです。とてもおすすめな作品なので是非見てみてください。他にもヤクザ映画の「狐狼の血」や「ヤクザと家族」、洋画の「レ・ミゼラブル」や「最強のふたり」、「グリーンブック」もおすすめです。

本題に入ります。先程も書いた通り今僕は入院中で無限に時間があるため、少し長めにブログを書こうかなと思います。九大ラグビー部の人は興味なくても最後だけは読んでほしいです。

まず入院に至った経緯と現在の状況を説明します。入院に至った経緯なのですが恥ずかしながらラグビーとは一切関係なく、原付で走行中にハイエースと衝突し吹っ飛ばされ、右足を骨折し病院に運ばれました。その後、現在に至るまで4回の手術を行い、今は退院に向けてリハビリを頑張っているところです。旅行2つ、ライブ2つ、ミュージカル、サーフィン全ての予定が一気に吹っ飛んで大分萎えていましたが、今は結構元気に車椅子を漕いでます。体重は入院前から10キロ落ちました。まじやばいです。死んでもおかしくないぐらいの事故だったらしいので片足だけで済んだのは不幸中の幸いですね。

入院中に1番感じたことは本当に周りの人に恵まれてるなあという事です。入院した事は恥ずかしいのでほんの一部の人にしか伝えていなかったのですがそれでもたくさんの人から心配のLINEをもらったり、同期や監督、コーチをはじめ色んな人にお見舞いに来てもらいました。感謝しかありません。その度に自分の周りの人からの優しさに触れて元気をもらうと同時に今までとは違った僕に対する対応に少し調子狂う感じもしました。たくさんの優しさに触れて自分も心が浄化されより優しく丸く素直になれた気がします。とてもユニークな差し入れも沢山いただき、本当は全くそんなことないんですけど少しだけ「入院もいいものだな」と感じました。今ある環境で全力で楽しむことが僕の中の目標なのですがなんだかんだ病院の中でもそれが実践できており、日々楽しませてもらってます。あと最近大谷翔平の活躍がやばすぎてそれにも勇気づけられます。流石のスーパースターです。入院中の面白いエピソードも結構溜まってきたのでいつか飲み会で話せたらなと思ってます。

次にひこさんが気になっている僕の病院での生活についてお話ししようと思います。基本的にはNetflix、j sports 、YouTube、漫画、課題、昼寝の繰り返しです。たまにのお見舞いと土日の関東大学ラグビー対抗戦のライブ中継が数少ない心安らぐ時間です。まだお見舞い来てない人は是非来てください。人と話せる機会が希少なのでめっちゃ嬉しいです。喜びます。この頃病院生活にも慣れてきて1日が短く感じるようになりました。基本的に起床後と食後はナースコールを押して看護師さんにトイレに連れて行ってもらい、その後昼寝をするという一種のルーティンをすると時間が一瞬で溶け、あっという間に1日が終わるようになりました。このライフハックは入院中の人みなさんにおすすめしたいです。

入院中よく考えることといえばやっぱりラグビーとラグビー部のことです。勉強のことやバイト、遊びのことも考えるのですが結局頭の中の半分以上はラグビーに支配されているのだなと改めて思いました。高校時代から自分のラグビー人生を振り返って僕はひたむきにチームの為に自己犠牲の精神でぶつかることをモットーにプレーしてきたことを思い出しました。しかし最近それが少しぶれてしまっていてそれが隙となり規律の乱れや交通事故にも繋がったのかなと感じます。そういえばしゅうげんにもいつか「この頃なんか愛介違うわ」と言われてました。中学からの付き合いは流石です。察しすぎてます。しばらくラグビーができず、九大ラグビー部や高校の仲間の活躍をスマホでしか見ることのできないもやもやとした日々はベッドで泣くほど悔しいくて悔やんでも悔やみきれない失敗をしてしまったのだと実感しました。しかし、同じ病院にいる患者さんの中には僕以上の大怪我であったり、後遺症であったりとスポーツどころではない方が沢山います。そんな中で僕は幸運なことにラグビーをするだけの時間と体があるので退院したら今まで以上にラグビーと真摯に向き合おうかなと思います。

結構長い入院になると基本的に何も考えていない僕でもナイーブになってしまう時があります。そんな時に心の支えになるのは退院して帰りたいと思える居場所があることです。何か未来に希望がないとやってられない生活の中で帰りたいと思える場所があることは本当に大切で幸せなことだと思います。高校の同期や学科、バイトの存在も大きいなかで学生生活を最も充実させてくれているのはやっぱりラグビー部なのだなとしみじみと感じます。いい居場所と環境を作ってくれている人には感謝しかありません。いち早く怪我を治して復帰してチームの一員に戻れる日を楽しみにしています。

最後にずっと病院にいるのでチームのみんなに伝えれてないことを書こうと思います。

4年生。春シーズンからたくさん試合にだしてもらって、僕がチームの規律を乱していた時も見捨てず叱ってくれて、たくさん奢ってくれて、色々いい経験をさせてもらったにも関わらず、最後のシーズン恩返しをしないといけない立場なのにラグビーとは関係ないところでしょうもない怪我をして、1番大事な時にチームを離脱し恩を仇で返すような真似をしてすみません。本当に自分が情けないです。病院の中からチームに貢献できることは遠く離れたところから応援することぐらいしかありませんが皆さんが今年の目標を達成できることを心から願ってます。京大戦は五分五分ですが地区対抗戦には絶対同行できると思うので残りの試合全部勝って名古屋に連れて行ってほしいです!

3年生。心配かけてすみません。来年の東大戦には120%で絶対戻ってきます。敵地で連勝かましましょう。来年こそは怪我なくシーズンを通してチームに貢献してみせます。あと菅平楽しみにしてます。

同期。お見舞い来てくれてありがとう。ひろとからの差し入れも美味しくいただきました。お見舞いとお参りを間違うのはやめてください。僕はまだ死んではいません。同期旅行行けなくてごめん。また計画して次こそは絶対行きます。次は計画に少しぐらい協力してください。あとラグビーモチベが比較的高い僕と小谷野がラグビーとは関係ない交通事故で大怪我をしたことはあまりいじらないでください。こころにきます。退院したら飯行こう。

1年生。奢ります。頑張ります。頑張って。

ここまで激長ブログを読んでいただきありがとうございました。次は原付事故仲間の小谷野くんにバトンを渡したいと思います。小谷野が事故ったのがちょうど1年前ということに時の流れの速さを感じます。自分が入院して初めて入院生活がこんなにも暇なことに気づき、あの時お見舞いに行ってやれず申し訳ないなと思いました。大怪我からの復帰はかなり大変だったと思いますが小谷野は成し遂げていて流石だなと思います。なんか先輩みたいな感じがします。小谷野くんには退院したら原付恐怖症の克服の仕方を教えてもらいたいなと思います。よろしく!

2年 LO 小川愛介

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