九州大学ラグビー部は、令和7年(2025年)に創部100周年を迎える、九州のみならず日本でも有数の歴史を誇るラグビークラブだ。過去には新日鉄八幡の黄金期を築かれた守田貞義氏をはじめ、日本ラグビー界に影響を与える数々の卒業生を輩出してきた。東京大学・京都大学と、それぞれ数十年来の交流を重ね、西日本における国立大学の雄として活躍すると同時に、九州学生リーグ発足当時から九州チャンピオンを賭けて強豪私立大学を相手に挑み続けてきた。昭和63年には創部史上初めて名門・福岡工業大学に勝利し、九州学生リーグ3位（優勝は福岡大学、同率で九州産業大学・九州大学・福岡工大が並ぶも得失点差で3位）の戦績をおさめた。その後、部員不足などから転落の一途を辿り、平成10年に2部リーグに降格、平成12年には3部リーグ転落を経験することとなった。

しかし、その逆境から”新たに歴史を作り直そう”と、OB・現役が一体となり奮闘し、平成14年には2部復帰、平成16年からは7年ぶりに九州学生リーグ1部に復帰を果たした。平成22年に再び2部降格となったが、平成23年、1年で早々と1部復帰を決め、現在にいたる。今なお、そしてこれからも、部員一同これまでの素晴らしい歴史をさらに輝かせるべく、歴史を作りつづけていく。

松緑なる箱崎の、

1.
松緑なる箱崎の
夕日は映ゆる袖ヶ浦
岸辺の波にうそぶけば
千鳥なくなる砂浜の
春の光はのどかにて
ここに集いし我等かな

2.
夏草もゆる筑紫野の
したたる緑目に染めて
多々良が浜におりたてば
昔を偲ぶ古戦場
移る月日は変われども
ここに鍛えし我等かな

3.
秋も暮れゆく宝満の
月をみ空に仰ぐとき
戦いここに幾度か
血汐に燃ゆる男の子らが
苦練の跡も清くして
東征の軍今成りぬ
東征の軍今成りぬ

KURFC CLUB SONG

1.
Rush on, you brave fifteen, rush on,
You’re not the ones to fear concussion,
So fight, Kyudai, fight, and give of your most
To get the ball right under the post.

2.
Recall the days, you boys, recall
When, running about in mud and all,
You dreamed against the evening sky
The glory on the winning sky.

3.
A calm delight on you will fall,
When, many years later learning on the wall,
Those brave moments your mind repeats,
Of that swerve, of that tackle, oh what feats!

KURFC YELL

1.
We’re merry men of the south,
In verve surpassed by none,
In bonhomie yet no less,
We’re merry men of the south.

2.
Ruthless we’ll fight, you watch,
At plucky tackles ever aiming,
Eager for a kick and rush,
Ruthless we’ll fight, you watch.

3.
Let’s have a jolly fun,
When a days match is done,
In an evening, full of glee,
Let’s have a jolly fun.