「大学生活を振り返って」

 リレーブログ第4走者は4年西田巧太郎が担当いたします。

 はじめに、第3走者の松尾修造君について。彼の名前は元プロテニス選手の松岡修造さんを意識してつけられたそうですね。ただ、彼は松岡修造さんほど強い個性を持っていないと思っているようです。でも安心してほしい。僕から見たら松尾君も充分個性的です。松岡修造さんのような熱血男とは違いますが、真面目で愚直、少し不器用な「漢」という印象です。文句の一つも言わず最前列でスクラムを組む姿はとてもかっこいいです。これからも「漢」、松尾修造を見せつけてやってください。

 さて、僕は少し今までの大学生活を振り返ってみたいと思います。僕は高校から始めたラグビーを大学でも続けようと決めていました。しかし大学に入学した2020年はコロナ禍の真最中。そのために新歓はほとんど行われておらず春からラグビー部に入部したのは僕と黄明彦君だけでした。そのうえ明彦君はこの時期怪我で練習にいないことが多かったため、少し寂しかったことを覚えています。同期がだんだんと入部してきてくれたのはその年の9月あたりからでした。新しくできた同期たちと、最初は少しぎこちなく接していましたが、ご飯に行ったり、僕の家に誘って遊んだりしていくうちにだんだんと打ち解けていきました。コロナ禍で多くの授業はオンラインだったため大学の友達といえばほとんどラグビー部の同期ぐらいのものでした。そのため、休みの日や暇な時間は大抵同期たちと過ごしていました。ラグビー部の練習、試合、飲み会、ドライブ、旅行、僕の家での無駄話、振り返ってみるとやはりラグビー部の仲間との思い出がたくさんあります。部活の練習やバイト、授業や同期との遊びなど、忙しないながらもとても充実して楽しい日々を過ごしてきました。 
 そして今年がこの大学生活の最後の年となります。高校から始めたラグビーですが、僕はこのスポーツをしてきた自分に誇りを持っています。心からやっていて良かったと思えるスポーツです。前回のリレーブログ走者の松尾君から今最も忙しい男との紹介を受けました。それはこの4年生からかなりブラック気味な研究室に配属されたためです。辛いです。しかし、ラグビー人生最後になるであろうこの年を悔いなく終えるためには負けてはいられません。これまで支えてくれたラグビー部の仲間やコーチ陣、家族に恩返しをするためにも最後まで全力でチームの勝利に貢献したいと思います。

 次回は3年生から我らの同期マネージャーとなってくれた重田みゆにバトンをつなごうと思います。

4年 WTB 西田巧太郎