かなしい

今週のリレーブログを担当します、新3年の髙森勇吾です。前回担当者の顕次郎さんは、男子校時代の名残なのかたまによく分からないことを言いますが面白くて魅力的な人です。恋愛禁止という十字架を背負っていた身として、男子校出身の人たちは仲間だと思っているのでこれからも一緒に頑張りたいです。
さて、春ですね。桜の季節、新しい生活が始まる季節、そしてキャンパス内では新歓活動が始まる季節です。4月3日の入学式では雨の降るなかビラ配りをしたのですが、初々しい新入生たちの姿を見て自分が入学した時のことや高校時代のことを思い出しました。そんなわけで今日はぼくの高校時代の生活を紹介したいと思います。ほかに書くことがなかったのでこれで勘弁してください。
僕が通っていた高校は広島のとある島にあります。愛媛の松山刑務所から脱走した受刑者が数日間潜伏していたことで有名な島です。僕はラグビー部員としてそこで寮生活をしていたのですが、寮も島の中にあり、本土に出る機会はほとんどありません。島の中に遊べるような施設はなくプライベートで一番の遠出は自転車で10分ほどの場所にあるホームセンターユーホーです。そのため、たまにある本土への外出を仮出所と呼んでいる部員もちらほら。ちなみに僕はコロナと受験勉強の関係で二年弱の禁固刑を食らっていました。さらに携帯もあまり使えずとにかく娯楽が少ない。そんな中で僕が本当にお世話になった娯楽があります。それがアイドルです。
前回、顕次郎さんがアイドルについて触れていましたが、僕もアイドルの動画はよく見ます。特に恋愛禁止で娯楽も少ない高校時代は、勉強前に部で共有しているパソコンで見るMVが心のオアシスでした。
そして、お世話になった娯楽がもう一つ。それが読書です。携帯を触れる時間が少ないため、寮や部室には先輩方が残していった本が多くあります。一か月で何冊も読むような読書家ではありませんでしたが、勉強をしたくない日は小説を読むといういかにもインテリな生活をしている時期もありました。ここで僕の好きな本を紹介してもいいのですが次にブログが回ってきたときのネタがなくなるのでやめておきます。
振り返ってみるとなかなかストイックな生活をしていましたが、様々な経験ができたと同時に多くのものを失いました。あの三年がなければ、異性ともう少し上手に話すことができ、今頃は彼女ができていたと思っています。僕はどこで道を間違えたのでしょうか。

ということで次回は道を間違えなかった成功者、後藤正太郎君に回したいと思います。2年記念日が近いみたいです。先日同期で言った旅行では車の中でいっぱい惚気話を聞かされました。うらやましいですね。

3年 AC 高森 勇吾(たかもり ゆうご)